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仮想通貨格付けまとめ:74種コイン評価でBTCとXRPはC評価、ETHが最高格付け

仮想通貨の格付けがリリースされました。WeissRatingsのサイトがサーバーダウンしたり、偽物格付けが出回ったりと、混乱もありましたが一段落したようです。2018年に入ってからというもの、好材料がなく低調だった仮想通貨市場にとって、今回の格付けはいい刺激になったのではないでしょうか。

 

では、今回の格付けを改めて見てみたいと思います。

 

仮想通貨格付けはA,B,C,D,Eの5段階評価

 

今回発表された格付けはWeissRatings社による仮想通貨の格付けです。評価はA〜Eの5段階評価となっています。ただし、厳密には「C」には「C+」「C」「Cー」の3つに細かく分かれるため、合計15段階評価と言えます。

 

WEISS RATINGS社による仮想通貨の5段階評価

仮想通貨格付け

 

AまたはBの格付けは、「BUY:購入」に相当する投資評価として解釈することもできます。Cに格付けされたものはBより劣るものの、過度に警戒すべきではありません。 WeissRatings社に言わせると「Cは合格点」であり、投資家にとっては「HOLD:保持」に相当することを意味します。DとEの格付けは「SELL:売却」に相当します。ただし、投資判断は格付けのみに基づいて行うべきではないと、WeissRatings社は述べています。

 

大半のコインはCのHOLD推奨

 

以下の画像は、WeissRatings社のウェブサイトにあったPDFファイルです。一番左から格付け、通貨名、価格(1/24時点)、24時間・7日間・30日間の価格変化率、時価総額、前回からの格付け変化です。

PDF:https://wcy.weissratings.com/media/wri/PDF/WCY/Weiss-Cryptocurrency-Ratings.pdf

格付けの黄色部分が、CのHOLD推奨銘柄で、半分以上がC評価となっていることがわかります。74銘柄の相対的な評価ですから、平均的なC評価が多く、B以上、D以下が少ないのは当然といえば当然の評価だと思います。

 

仮想通貨格付け74 仮想通貨格付け74 仮想通貨格付け74

 

A評価は無し、最高はBでETHとEOS

 

初めての格付けでは、A評価(A+,A,A-)はありませんでした。一番評価の高かったコインはイーサリアム(ETH)とイオス(EOS)でした。また、続いてB-にNEO、STEEM、ADAが続きます。

  • A 無し
  • B+ 無し
  • B ETH、EOS
  • B- NEO、STEEM、ADA

 

日本でお馴染みのコイン達の格付け

 

日本の取引所に上場、或いは日本人に馴染みのあるコイン評価はどうだったでしょうか。いくつかピックアップしてみます。大半がC評価ですが、ビットコインからフォークしたビットコインゴールドはD+評価ですので、売却推奨です。また、予想外だったのがリップルです。格付けでC評価だったことから大きく値を下げました。

 

リップル格付け下落

 

  • BitcoinCash(BCH):C-
  • BitcoinGold(BTG):D+
  • Dash(DASH):C+
  • Ethereum Cassic(ETC):C
  • Lisk(LSK):C
  • Litecoin(LTC):C+
  • Monero(XMR):C
  • NEM(XEM):C+
  • Ripple(XRP):C
  • Zcash(ZEC):C

 

ビットコインはまさかのC+評価。つまり中の上レベル。

 

また、大方の予想を裏切る形となったのはビットコインではないでしょうか。ビットコインはC+評価です。ビットコインを遅延、トランザクションコスト増大、そしてその抜本的な解決策の無さが低評価の原因となっています。以下、格付けコメントを一部抜粋抄訳します。

 

Bitcoin(C +の格付け)は、セキュリティ対策と普及率の点で他のコインより優れています。 しかし、ネットワーク上に大きなボトルネックが発生し、遅延や高いトランザクションコストが発生しています。Bitcoinは初の仮想通貨であり、継続的な努力にもかかわらずソフトウェアコードをアップグレードするための決定的なメカニズムに欠けています。

 

また、ビットコインより格付けが高いコインにはイーサリアムがあります。イーサリアムについては、こうコメントされています。

 

2番目に広く採用されている仮想通貨であるEthereum(Bの格付け)は、いくつかのボトルネックにもかかわらず、技術的なアップデートが容易であり、これから更にトランザクションスピードが向上します。

 

さらに、格付けでは売却推奨のD評価となってしまったのがNovacoinとSaluSです。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、馴染みの無さが低評価の原因でもあります。コメントにはこう記されています。

 

Novacoin(D)とSaluS(D)は、技術革新と採用されている場面の両面で弱い。

 

この格付は最終的なものではない

 

発表したWeissRatings社も再三に渡ってアナウンスしているように、価格変動や技術革新が激しいため、格上げや格下げは債券や株式の格付けよりも頻繁に行われます。したがって、今回の格付けは最初で最後の格付けではなく、毎週更新されていきます。

 

仮想通貨格付けは有料会員向けに毎週更新される

 

今回は意図的なリークかどうかはわかりませんが、初回の全74種類は誰でも閲覧可能な状態にあります(1月25日時点)。しかし、公式アナウンスでは「有料会員向け」サービスとなっています。有料会員になると、以下の特典があります。

仮想通貨の時価総額の80%以上を占める74個のコインの一覧を含む、格付け情報が毎週(日本時間では土曜日夜中)送付されるようです。また、ウィークリーレポートとして格上げ情報、格下げ情報、トレンド情報などを受取ることができるようです。

Weiss Cryptocurrency Ratingsに対する1年間の定期購読料は$936(約10万円)です。今なら50%OFFの割引があり、468ドルで購読できます。これは計算すると月額39ドル、または週9ドルですね。毎週1000円と考えれば安い買い物ですね。

 

 

 

以上、この1週間賑わいを見せた格付けのまとめでした。

 

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