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Medicalchain(MedToken)メディカルチェーンとは|暗号通貨の価格・時価総額・特徴と設計思想

メディカルチェーン

 

Medicalchain(MedToken):メディカルチェーンの基礎情報

 

医療業界に革命を起こすと息巻くイギリス発のプロジェクトがメディカルチェーン(Medicalchain)です。ブロックチェーン技術とスマートコントラクトによって電子カルテを分散管理します。2018年1月にはα版がリリースされる予定です。トークンセールは2月を予定しています。

 

【2018/02/02追記】

テレグラム登録者数は5万人を超え、トークンセール参加者数は13万人を超えましたね。かなり注目度の高かったICOだったと思います。結果として2400万ドルが2分で完売したようです。時系列で言うと、 2018年2月1日午前10時にKYCの提出のためにトークン販売が開始されました。 最初の2分以内に、45,000人がKYC情報を提出しました。 その後、アプリケーションの処理を開始するためにICOポータルを閉鎖しました。 KYCは先着順で処理されていたため、先着1,773件がトークンを手に入れたことができたようです。

 

Medicalchain(メディカルチェーン)概要
通貨名Medicalchain
呼び方メディカルチェーン
通貨単位MedToken
ブロックチェーンイーサリアムブロックチェーン
アイコン
公開日2018年2月よりトークンセール
価格1 MedToken = 0.20 USD(予定)
時価総額順位現在未定(2018年1月時点)
時価総額現在未定(2018年1月時点)
取引高現在未定(2018年1月時点)
取り扱い国内取引所現在なし
取り扱い海外取引所現在なし
オフィシャルサイトMedicalchain(メディカルチェーン)の公式サイト
ホワイトペーパーMedicalchain(メディカルチェーン)のホワイトペーパー
その他※日本語サイトあり

 

メディカルチェーンの設計思想

 

インタビュー動画の発言から、メディカルチェーンのCEOは、ブロックチェーンをデータ管理とストレージの未来と捉えています。そして、そのデータ管理としてのブロックチェーンを医療業界に持ち込んだのがメディカルチェーンです。

メディカルチェーンが課題としてあげているのが、

 

患者の医療記録の煩雑化と断片化

 

です。メディカルチェーンはブロックチェーン上の医療記録処理によるスマートな医療エコシステムを構築することで、この問題の解決を実現します。また、患者の電子医療記録(電子カルテ)に期限付きアクセス権を取り扱うスマート・コントラクトというシステムを開発しています。

 

これにより、医師の所見や、人体スキャンの画像、検査結果は医療処置記録として全て保存されます。薬局での調剤・処方もブロックチェーン上に記録されます。また、保険会社は期限付きアクセス権を元に患者の治療と決済の照合を行うことが可能になります。

 

ホワイトペーパーによると、メディカルチェーンのスマートコントラクトによって以下のようなユースケースを想定しています。

  • •インターネット経由での症例の見直しやアドバイス、セカンドオピニオンの手配を行った医師への報酬
  • 患者からの健康保険会社へ医療記録のアクセス権提供、運動スケジュールの管理、アクセス権提供への報酬としてのトークンの配布、保険料の割引
  • 臨床試験への利用を目的とした研究機関に、医療記録の期限付きアクセス権を提供した患者への報酬

メディカルチェーンで発行される独自トークンが、「MedToken」です。用途としては、患者はこれをブロックチェーン上や健康機器デバイス上への医療記録の保存や、支払いへの利用、あるいは他の誰かに譲渡することができます。

メディカルチェーンの医療エコシステムはヘルステック関連の開発者にとっての優れた開発基盤となります。このプラットフォーム上では、健康状態の分析を元に、おすすめの運動プログラムや不足している栄養素を提案するスマートなアプリの開発が可能になります。

 

メディカルチェーンはドクターX ~外科医・大門未知子~の世界

 

メディカルチェーンを調べているとドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」を思い出します。確かデジタル医療の遠隔医療をテーマにした放送回がありました。それは海外の医者が日本の患者に遠隔で手術を行うシーンで、メディカルチェーンが目指しているのも近しいものだと思います。

大門未知子とメディカルチェーンの共通点は、Legacy Healthcare Systems(旧態依然の医療システム)を破壊するということです。

 

現実的に医療行為を遠隔でするのは未来の話かもしれません。しかし、例えば健康状態を診断出来るデジタルデバイスが登場するのは遠くないでしょう。そうなれば、医者による触診や検査をする代わりにそのデバイスと基本的な医療キットを持って、自分自信で診察し、オンラインで医者が結果を見る事が出来るようになります。

 

メディカルチェーン紹介動画(英語)

 

Medicalchain(MedToken):メディカルチェーンのトークンセール情報

 

1月10日まで開催予定だったプレセールは既に完了し、2月にトークンセールを予定しているようです。オフィシャルのTelegram上でのメッセージから抜粋すると、

 

メディカルチェーン(MedToken)のトークンセール情報

  • ICO価格:0.2ドル
  • 参加可能通貨:BTC,ETH
  • ICO時期:2月1日(追記:2分で完売)
  • 最低目標:175,000,000
  • 最大目標:500,000,000

 

まだ全ての情報が公開されているわけではないので、随時アップデートしていきます。