HOQU(HQX)ホクとは｜暗号通貨の価格・時価総額・特徴と設計思想

仮想通貨アルトコインHOQU(HQX)：ホクの基本情報、取り扱い取引所情報、時価総額や特徴、ICOへの参加方法などについて紹介します。HOKUは、ブロックチェーンベースのアフィリエイトプラットフォームです。

ポジティブ評価が多いHOQUのICO

HOQU(HQX)：ホクの基礎情報

HOQU(HQX)概要

通貨名	HOQU
呼び方	ホク
通貨単位	HQX
ブロックチェーン	イーサリアムブロックチェーン
アイコン
公開日	2017年〜2018年にICO
価格	ICO中
時価総額順位	ICO中
時価総額	ICO中
取引高	ICO中
取り扱い国内取引所	現在なし
取り扱い海外取引所	現在なし
オフィシャルサイト	HOQUの公式サイト
ホワイトペーパー	HOQUのホワイトペーパー
その他	※日本語サイトあり

オフィシャル情報ソース

Website
Blog
Whitepaper
Facebook
Twitter
Linkedin
Slack chat (提供なし)
Telegram chat
Github

HOQUの設計思想

HOQU(ホク)プロジェクトは、デジタル広告業界、主にブロックチェーン技術を活用したアフィリエイトネットワークの構築です。

広告主とアフィリエイトサイトの間には、報酬を支払う銀行システム、広告を販売する広告代理店、アフィリエイトサービスのプラットフォーム事業社の3つの経済主体がおり、それぞれが3％〜25％を手数料として徴収しています。

これをHOQUプラットフォームに置き換えることによって、広告費がその分だけ抑えられ、低コストでアフィリエイト広告が出稿できるというわけです。アフィリエイトサイトにとっても広告収入が増加する可能性が高いというのがこのプロジェクトの設計思想です。

アフィリエイト広告とは何か？

まず、アフィリエイト広告はパフォーマンスマーケティングの一部です。パフォーマンスマーケティングは広告主が具体的で測定可能な結果を得ることを目的としたマーケティングです。主な特徴は、各段階で個々のマーケティング活動の成果を表示する点です。

例えば、顧客のウェブサイト訪問に対して、スマホアプリのインストールに対して、ユーザーからの電話注文に対して、ECにサイトの注文に対して広告費が発生するような広告です。ユーザー(消費者)の行動に対して、以下のような分類が可能です。

CPL: Cost per lead — アクション(例えば、資料請求や見積依頼など)に対する成果報酬広告
CPS: Cost per sale — ECサイト等の売上に対する成果報酬広告
CPO: Cost per order — ECサイト等の注文ごとの成果報酬広告
CPC: Cost per call — BtoB等の問い合わせ電話を目的とした広告
CPI: Cost per install — スマートフォンアプリのインストールを目的とした広告

HOQUはアフィリエイト広告をどう変えたいのか？

既存アフィリエイトネットワークの課題「成果の信頼」と「手数料の高さ」

どの広告主でも、独自のアフィリエイトプログラムを作成することができます。Amazon Associateのような独自のアフィリエイト、または既存のアフィリエイトプログラム(日本では楽天アフィリエイトやA8ネット等)を使って、参加することもできます。

後者の場合、広告主はアフィリエイトの費用を払わなければならず、また潜在的な不正行為に対しても対策しなければなりません。さらに、アフィリエイトサイト側は自分のサイト経由で起きた結果(成果)の隠蔽や改ざんを確認できないため、広告主を信頼することはできません。

あり得る詐欺的な行為(アフィリエイトサイト側)

報酬を得たいアフィリエイトサイト側には以下のような不正が起きうるとHOQUは指摘しています。

例1．不正スキームを使用し個人データを取得し、成果情報として広告主に渡す可能性有り
例2．アフィリエイトサイト側のスタッフが消費者として偽装し、申し込み等をする可能性有り

あり得る詐欺的な行為(広告主側)

広告主側は、報酬の支払を最低限に抑えたいため、以下のような不正が起きるとHOQUは指摘しています。

例1．実際には注文があったのに、注文が届いていないとアフィリエイトサイト側に通知する可能性
例2．消費者側からの電話を無視したり、発信者のIDを特定し、アフィリエイト広告を経由していないように偽装する

HOQUは独自開発の不正防止システムで課題に向き合う

HOQUプラットフォームでは、広告主は簡単にアフィリエイト広告を作成できます。アフィリエイト広告キャンペーンの結果(成果)はブロックチェーンに保存されます。報酬は、取引の正当性と透明性を保証するスマートコントラクトを通して支払われます。広告主の分散アプリケーションの一環として開発されたHOQUの不正防止システムのため、不正行為を行うことは許されず、分散型管理センターが全ての問題に対処します。

HOQUは技術的に何が優れているのか？

デジタルマーケティング業界の詐欺問題は、いまに始まったわけではないため、HOQUが技術的に大きなアドバンテージがなければこのICOは成功するとは思えません。情報源はホワイトペーパーに限定されますが、いくつか探してみます。

1．主観評価と客観評価による評価基準が不正防止につながる

HOQUが広告主側に提供する分散型ウェブアプリケーションでは、広告主はオリジナルのアフィリエイトプログラムを作ることができます。HOQUシステムで報酬のルールを設定することで、オファー(広告)を登録できます。

アフィリエイトサイト側は様々な種類のアフィリエイト成果地点（リード、アクティビティー、インストール、電話申し込み）で報酬を受け取れます。アフィリエイトには客観的（サイトスコアが自動的に操作される）と主観的（オペレーターのリード評価後にスコアが与えられる）な評価基準があります。

2．広告費の支払は、独自トークンのHQXで支払われる

ここは技術的な要素というよりも、手数料支払の軽減を目的として独自トークンのHQXにて広告費の受け入れ、広告費の支払ができるようです。

3．CIVICを利用した個人認証システム

ここが1つの肝になるのかなと思っていますが、ブロックチェーンを使った個人認証システムによってアフィリエイト広告の不正に対抗しています。結局のところ、広告主が望むユーザー(消費者)かどうか、また実際にアフィリエイトサイト経由で成果が起きたことを、どう証明するかがこのプロジェクトの技術的な肝であって、そこに個人認証システムCivicを導入するようなイメージでしょうか。なお、Civicは2016年に登場した新しいブロックチェーンプロジェクトです。

母体にあるアフィリエイトネットワーク事業

HOQUプロジェクトはゼロベースで始まるわけではなさそうです。Marketcallというアフィリエイトネットワークが母体になっており、1000以上の広告主と5万以上のアフィリエイトサイトがネットワークされており、これがHOQUプラットフォームに移管されるようです。なお、Marketcallというのはロシアの会社が運営しているようです。

なお、HOQUがターゲットとする国や地域は、

北米：米国、カナダ
南米：ブラジル、アルゼンチン、チリ
ヨーロッパ：ドイツ、イギリス、フランス、オランダ
アジア：中国、インド、日本

です。

HOQUのICO情報・トークンセール情報

メインセール：	2017年11月27日 – 2018年02月26日
ゴール：	137,777,640 HQX
メインセールのハードキャップ：	25,527 ETH
メインセールの価格：	1 HQX = 0,0002 ETH または 1 ETH = 5000 HQX
最低購入取引合計：	0.05 ETH
最大購入取引合計：	無制限
ボーナス：	+20% 13,777,764 HQX
	+15% 13,777,764 HQX
	+13% 13,777,764 HQX
	+11% 13,777,764 HQX
	+9% 13,777,764 HQX
	+7% 13,777,764 HQX
	+5% 13,777,764 HQX
	+3% 13,777,764 HQX
	0% 27,555,528 HQX