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年末のリップル相場は歴史に残るか。1ヶ月で11倍の急騰、リップラーの歓喜、大晦日の暴落

2017年12月30日、リップルが歴史的な高騰・急騰となりました。12月30日からリップルが高騰した理由、それに喜ぶリップラー(リップル保有者の呼称)、そして大晦日への下落の一連の流れを追いかけます。

 

リップル(XRP:RIPPLE)の12月のチャート

リップル急騰理由

 

リップル急騰の理由1:リップル社CEOのインタビュー発言

 

XRPに急激に注目が集まり、2017/12/30に急騰した理由の1つが、リップル社のCEOがテレビの生放送でXRPが銀行間送金に利用されると報道されたからと言われています。また、ブルームバーグでもリップル(XRP)の将来性について語るなど世間の注目を浴びています。CNBCの動画を一部抜粋抄訳します。

  • リップル社は銀行や決済代行業者向けに銀行間の即時決済を実現するためのブロックチェーン技術を販売している。
  • 例えば、1万ドルをアメリカからロンドン(イギリス)に1万ドル(約110万円)を送りたいなら、一番早い方法はニューヨークのJFK空港まで車で向かい、そこから飛行機で運ぶこと。しかし、この目的(送金)をインターネットで、かつ即時的に解決するのがリップル。
  • 世界中で100以上の銀行がリップルと仕事をしている。
  • 宇宙ステーションから動画ストリーミング配信が出来る時代なんだから、銀行同士の決済も同時かつ即時的であるべき

 

リップル急騰の理由2:2018年に控えた各種イベント

 

リップルは期待値があがるいくつかのイベントを控えています。直近1ヶ月だけでも以下のような好材料があります。

  • 12月31日朝9時頃(米国時間) Ripple社新たな提携先2社を発表を予定
  • 1月 リップル社の株主であるSBIが取引所SBIバーチャルカレンシーを稼働開始
  • 1月 米国大手の仮想通貨取引所coinBaseでXRPの取扱開始(予定)
  • 1月 日本と韓国の銀行間送金の実証実験が完了する

 

リップル急騰にリップラーが歓喜

 

12月初旬に約24円から279円と、約1ヶ月で11倍以上の急騰となったリップル。年間では、1月に0.6円から279円へ倍率では445倍と大変貌を遂げ、時価総額2位へと大躍進しました。リップル所持者である「リップラー」たちは歓喜の嵐。

 

 

 

 

 

 

大晦日に突入すると大幅下落

 

2017年12月30日、一時は300円を目指したリップルですが、大晦日になると200円台前半にまで下落しています。

リップル大晦日

 

 

リップルが急騰した過去事例

 

リップル価格が急騰したのは12月が初めてではありません。リップルの価格は、11月にもありました。例えば、11月16日の22時前には、23円代(現在の10分の1)で推移していましたが、22時を超えたあたりから価格は急上昇し、30円を超えました。リップルの価格は、11月16日のこの数十分で30%も上昇しました。

このときの高騰理由は、アメックス社との提携です。大手カード会社アメリカン・エキスプレスアメックスが、リップル社の提供するリップルのネットワークRippleNetに加入したということが大きな要因となって高騰しました。なおRippleNetは、商用利用実績のある国際送金用の法人向けブロックチェーンソリューションです。RippleNetは日本ではメガバンクやSBIなど、世界の100社を超える金融機関で採用されています。

 

2017円1月にもしリップルを25万円買っていれば、今頃は1億円の億り人でした。2018年、どのようなアルトコインを保有するべきか、要検討です。