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DMMビットコインはFX層を狙ったレバレッジ用の取引所

2018年1月11日にDMM.comの仮想通貨取引サービス「DMMビットコイン」がスタートしました。ゼロから始まったサービスではなく、旧商号の東京ビットコイン取引所からの再スタートです。DMM.comがグループ会社「東京ビットコイン取引所」を「DMM Bitcoin」へ社名変更し、昨年12月20日から段階的にサービスを停止していました。

 

DMMFXと同じくイメージキャラクターにはタレントのローラさんが起用されています。後発参入と言えるDMMはFX投資家層をターゲットにした戦略でしょう。現物取引出来るのはビットコインとイーサリアムのみ、他の取扱通貨7種は全てレバレッジ取引だけに対応しています。

 

レバレッジ取引は5倍に固定です。入出金可能な仮想通貨は、当初ビットコインおよびイーサリアムがサポートされています。また、「DMM FX」が提供する取引ツールと同様の視認性と機能性を有する取引ツールが提供されています。

 

DMMビットコインレバレッジ

 

他の取引所ではレバレッジ取引ができてもビットコインのみだった所が多いなか、DMMビットコインでは7種類の通貨でレバレッジ取引ができ、他の取引所との差別化が明確です。

 

DMMビットコインの主な手数料

  • 取引手数料は、現物取引・レバレッジ取引ともに無料。
  • レバレッジ手数料(スワップ)は、日歩0.04%相当の日本円をロールオーバー時に減算。
  • 日本円への入出金は、振込入金手数料、クイック入金手数料、出金手数料が無料(振込時の銀行手数料はユーザー負担)

 

入出金手数料が無料というのは大きいです。現在、他の仮想通貨取引所は日本円の出金時にはどこも300円~756円の手数料がかかります。

 

スプレッドはいくらか?

 

続いてスプレッドもみていきます。なお、スプレッドは買値と売値の価格差です。この価格差は手数料と実質同じで、売買益を押し下げる要因になりますので気にしておきましょう。

  • BTC・・40,000円(約2.2%)
  • ETH・・3,000円(約1.8%)
  • XEM・・4円(約2.2%)
  • XRP・・5円(約2.1%)
  • LTC・・600円(約2.0%)
  • ETC・・100円(約2.2%)
  • BCH・・8,000円(約2.4%)

例えばコインチェックと比較すると、コインチェックは通常時で2%~3%、ボラリティが大きくなると7%程度なのでスプレッドは低いほうではないでしょうか。

また一般的な傾向として

  • 取引量が多いとスプレッドは安定し、狭く(小さく)なる
  • 価格が乱高下するとスプレッドは広く(大きく)なる

となります。現時点では上のリストのスプレッドですが、相場によっては変動するかもしれません。

 

証拠金維持率80%で発動するロスカット

 

日本国内のFX取引所ということもあってかユーザーの資産を守るロスカットの発動条件が非常に速いです。証拠金の維持率が80%でロスカットになります。仮想通貨の初レバレッジ取引をする人にとっては比較的安心な条件といます。

 

いまなら口座開設で1000円もらえます

 

DMMビットコインでは、取引サービス開始を記念したキャンペーンを実施しています。1月11日から3月31日までの間に口座開設を完了したユーザーのトレード口座に1000円が進呈されるのでこの機会に口座開設をしておくとよいでしょう。

 

DMMbitcoin2段階認証は忘れずに

 

ログイン後にはすぐに2段階認証の設定をしておきましょう。設定できる項目の全てにチェックをしておいたほうが良いです。

二段階認証