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クリスマス・イブにがっちりマンデーでビットコインが紹介されるも、直後暴落

12月24日(日)クリスマスイブのTBS「がっちりマンデー!!」でビットコインが取り上げられました。今年後半に入ってマスメディアでも頻繁に登場する仮想通貨/暗号通貨「Bitcoin(ビットコイン)」。今回はどのように取り上げられたのでしょうか。

 

がっちりマンデービットコイン

 

「2017儲かりキーワード」と題して、今年儲かったお笑い芸人で貯金残高1653万円まで急騰したサンシャイン池崎さんが紹介しました。2017年に話題になった「儲かるキーワード」を紹介しました。食物繊維がたっぷりの「ハイレジ」、身体を全く動かさない「eスポーツ」、そして仮想通貨「ビットコイン」が紹介され、仮想通貨取引所のbitFlyerが登場しました。

 

がっちりマンデー!!でのビットコインの取り上げ方

 

番組では、ビットコインを以下のように取り上げていました。

  • 貨幣(紙幣や硬貨)の無い通貨であること
  • 日本銀行のような中央集権の管理組織を持たない通貨であること
  • ビットコインを支払いに利用する際、店舗側で負担する手数料が1%と安いため利用可能な店舗が拡大中(例:1万円の商品をクレジットで購入した場合、店舗は100-700円程度の手数料を負担しているのですすが、ビットコインの場合は100円程度で済むという店舗側のメリットが大きい)
  • 値動きが激しく不安定で、リスクがある一方、どんどん値上がりしている
  • セキュリティが高く管理されている(ビットフライヤー社が管理)

ビットフライヤー加納社長のインタビュー

ビットフライヤー社長

 

ビットフライヤー加納社長のインタビューでは「取引高は昨年2017年が月間100億円ぐらいだったのが、2018年12月では月間2~3兆円」に登るようです。このような急上昇やメディアの報道を受けて、仮想通貨取引所の口座を開設する人が急増しています。そのため口座開設には数日~数週間要する取引所もあります。番組で紹介されたbitFlyerも同様で、口座開設申し込みが殺到しているようですが、12月下旬時点では3日程度で口座開設は完了しているようです。

 

放送直後にビットコインが暴落し始める

 

がっちりマンデー後、暴落するビットコイン

 

番組とビットコイン価格に因果関係があるとは思いませんが、放送直後からビットコイン価格が下落し始めました。そして、放送時間の朝8時から12時間たった夜8時までに180万円から150万円近くまで大幅に下落しました。

ビットコインを放送で知ってビットコイン投資を始めようとした人にとっては投資を躊躇してしまうような価格変動です。撮影は11月中旬で値上がり前です。放送が暴落前とはタイミングが悪すぎますね(笑)

 

一部の情報は厳密には正しくない「手数料」と「即時送金」

 

がっちりマンデー!!ではビットコインを「手数料が安い」「送金が即時」と紹介しました。ビットコインの構想、設計思想としては正しいのですが現実をみるとそうではありません。奇しくも番組放送時2017年12月24日にビットフライヤー社が送金手数料を値上げしました(送金手数料についての記事を参照下さい)。また、即時送金については、処理が滞っており世界で約30万の決済処理が未処理のままです。これは、ビットコインに参加する人が急増したことが原因ですので、中長期的には解決される問題です。

 

街頭インタビュー「ビットコインは胡散臭い人が勧めてくるイメージ」

 

番組では一般の人の街頭インタビューを取り上げていました。そこであるサラリーマンが「ビットコインは胡散臭い人が勧めてくるイメージ」という回答がありました。確かに、仮想通貨セミナーや勧誘電話が相次いでいます。ビットコイン自体は詐欺的なものではありませんが、それを取り巻く一部の人間が投資詐欺に手を染めていることがあります。ビットコイン詐欺にはいくつか特徴がありますので、迂闊に手を出さないようにしましょう。

 

ビットコイン詐欺に合わないために詐欺の特徴を知ろう

 

ビットコインや仮想通貨に関する詐欺の特徴としては「勧誘」です。その勧誘の特徴としては、以下のようなものがあります。

 

  • 全く知らない業者から仮想通貨の電話がなる
  • 金融庁が推薦する仮想通貨と言う
  • ここでしか買えない仮想通貨と言う
  • 購入価格より高値で買い戻すと言う
  • 東南アジア(フィリピン等)の国家プロジェクトだと言う
  • セミナーへの勧誘がしつこい

 

ビットフライヤーのような大手取引所で買えない仮想通貨はたくさんあります。しかし、ビットコイン詐欺のように相手から勧誘されてまで買うべき仮想通貨は1種類もありません。仮想通貨にはそれぞれ特徴があり、ホワイトペーパーと呼ばれるプロジェクト概要資料を読み込み、どの取引所に上場されているか、そしていくらの値がついているか、また取引高は一定規模あるかどうか等、しっかり自分で見極めて取引をはじめましょう。

仮想通貨を買いたければ、普通に取引所でアカウントを開き、現物で購入すればいいだけです。怪しい業者を頼る必要は一切ありません。儲け話に目がくらみ、変な人に騙されないでください。