世界最大手の仮想通貨取引所バイナンス(BINANCE)の一週間(2018/2/5–2018/2/11)の出来事をお届けしています。
フォーブス誌の表紙を飾ったバイナンスCEO
今週の、バイナンスに関する大きなトピックスといえば、バイナンスCEOが米フォーブス誌の表紙を飾ったことでしょう。バイナンスCEOのジャオ・チャンポン(Changpeng Zhao)氏は、仮想通貨長者ランキングで世界3位にランク入りを果たしました。
ジャオ氏が2017年7月に設立したバイナンスは、1秒間に140万件の取引を処理し、ユーザー数は700万人。世界最大の仮想通貨取引所です。日本語対応の海外仮想通貨取引所として日本人ユーザーが急増していましたが、2018年には日本の金融庁からの指摘で日本語が削除されてしまいました。
この背景にあるのは、改正資金決済法です。金融庁に登録された登録業者(及びみなし業者)以外は、仮想通貨の斡旋や営業活動が禁止されています。海外の取引所であろうとも、日本語で日本人相手に営業活動は許されていません。バイナンスもしかりで、日本語が削除されました。ただ、日本人が登録できないわけではなく、日本語でサイトが見れないということです。
さて、フォーブス誌でバイナンスがどう評価されていたのか、ダイジェストでお届けします。
- CEOのジャオ氏は中国江蘇省出身の現在41歳
- 上海の家を手放して財産を全てビットコインに交換した
- カナダの大学を卒業後、ブルームバーグのソフトウェア開発部門に勤務
- Blockchain.infoの3番目の社員として参加
- OKCoinのCTOとして1年勤務経験あり
- バイナンス利用者の38%は米国人、ついで日本人
- バイナンスの取扱依頼は5000以上、審査後3%の150程度だけ取扱っている
- 価格上昇を目的とし、バイナンス独自コインBNBを買い戻し、破棄している
- 最終的には1億枚(全体の50%)を回収する予定
バイナンスのアプリアップデート
バイナンスのアプリがアップデート(ios/android)されました。以前は取引機能だけでしたが、今回のアップデートでWEB版に近くなり、キャンペーン情報などがキービジュアルに追加されました。
今週バイナンスに上場したコイン
今週バイナンスに上場したコインは合計3つです。
1.Viacoin【VIA】
2018/2/5上場
VIA/BNB、VIA/BTC、 VIA/ETHの通貨ペアで取引ができます。
総発行枚数: 23,000,000
現在発行枚数: 22,977,342
公式サイト: https://viacoin.org/
2.Bluzelle【BLZ】
2018/2/6上場
BLZ/BNB, BLZ/BTC and BLZ/ETH の通貨ペアで取引ができます。
総発行枚: 500,000,000
現在発行枚数: 165,000,000
ICO価格: $0.12
公式サイト: https://bluzelle.com/
3.Aeternity【AE】
2018/2/7上場
AE/BNB、 AE/BTC、AE/ETH の通貨ペアで取引ができます。
総発行枚: 273,685,830
現在発行枚数: 233,020,472
ICO価格: $0.05
公式サイト: https://www.aeternity.com/
以上、今週のバイナンス情報でした。