損切りを覚えなさい｜ビットコイン初心者に贈る投資名言

名言は事柄の本質をうまくとらえた言葉です。投資の世界には古くは200以上も前の米の取引から、今を生きる著名投資家までたくさんの名言があります。この連載企画はビットコイン投資初心者が投資に迷ったときの道しるべ、題して「ビットコイン初心者は先代に尋ねろ」です。胡散臭い名言や迷言が多い中、ビットコイン初心者に贈る至極の名言を堪能下さい。

ギャンブラー、海兵隊、証券アナリストを経て先物デイトレーダーとなった『マーケットの魔術師』で有名なマーティンシュワルツ氏の言葉です。これは彼の名言というより1つの投資家として必要な自身で決める投資スタイル、投資ルールです。

損切り(ロスカット)とは「ビットコインが含み損を出したとき、回復するのを待たずに、損失を確定させること」です。購入したビットコインの価格が下落して、その後の回復が見込めないと判断できるケースでは、ロスカット(Loss Cutting)が有効と考えられます。そのまま保有し続けた場合、さらにビットコイン価格が下落して損失額が膨らむ可能性があります。損失額を確定させることで、それ以上損失が膨らまないようにするリスク管理の1つの方法です。

事前に定めた損失を上回る含み損が発生したら迷うことなく損切りを行いましょうという教えです。