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張るべきものは相場であって…|ビットコイン初心者に贈る投資名言

名言は事柄の本質をうまくとらえた言葉です。投資の世界には古くは200以上も前の米の取引から、今を生きる著名投資家までたくさんの名言があります。この連載企画はビットコイン投資初心者が投資に迷ったときの道しるべ、題して「ビットコイン初心者は先代に尋ねろ」です。胡散臭い名言や迷言が多い中、ビットコイン初心者に贈る至極の名言を堪能下さい。

張るべきものは相場であって、意地でもなければ障子でもない

「男の意地を通す」と言えば美談となりますが、「意地汚い」「意地が悪い」と言えば悪い意味になります。意地がなければ何事も成し遂げられないものですが、投資の世界においては意地を張る人は方向転換が利かずに大損しますよ、という教えです。

意地っ張りな人は継続は力なりというコトワザを信じ、ナンピン買いを継続し、最終的にはナンピンスカンピンに陥ります。ちなみに、ナンピン買いとは。「難平:なんぴん」のことです。災難、つまり株価やビットコイン価格の変動による損失を平均化することを指します。

保有するビットコイン価格が下がったときに、さらに買い増しをして取得平均価格を下げることです。一見すると取得単価が下がるのでメリットに目が行きがちですが、デメリットもあります。「さらに」価格が下がったときは、損失が大きく膨らんでいくということです。ナンピン買いすると、取得する株数やコイン数が増えるので、買う度に下落するといった悪循環の場合は損失は大きくなる傾向があります。