仮想通貨アルトコインEdgeless (EDG):エッジレスの基本情報、取り扱い取引所情報、時価総額や特徴などについて紹介します。
Edgeless (EDG):エッジレスの基礎情報
Edgeless概要
通貨名 | Edgeless |
---|---|
呼び方 | エッジレス |
通貨単位 | EDG |
ブロックチェーン | イーサリアム(Ethereum) |
アイコン | ![]() |
公開日 | 2017年 |
価格 | 下の表参照 |
時価総額順位 | 下の表参照(RANK) |
時価総額 | 下の表参照(MARKET CAP) |
取引高 | 下の表参照(VOLUME) |
取り扱い国内取引所 | 無し |
取り扱い海外取引所 | Bittrex(ビットトレックス) Liqui(リクイ) HitBTC(ヒットビーティーシー) |
オフィシャルサイト | Edgelessの公式サイト |
ホワイトペーパー | Edgelessのホワイトペーパー |
その他 |
オフィシャル情報ソース
Website | |
Blog | |
Whitepaper | |
Linkedin (提供なし) | |
Slack chat | |
Telegram chat | |
Github |
Edgelessの設計思想
オンラインカジノの問題点「価格と透明性」
オンラインカジノの課題の1つは「信頼」です。その日負けたとして、「偶然に」運の悪い日だったと思えるか、それともカジノ運営者側が勝てないカードを「意図的に」配ったと思ってしまうか。後者の発想を、ブロックチェーンとスマートコントラクトによって排除しようと考えたのが、Edgeless(エッジレス)というプロジェクトです。
エッジレスプロジェクトの背景や目的をホワイトペーパーから抜粋妙訳します。
2016年、オンラインギャンブル業界は2016年に458.6億ドル(5.2兆円)と評価されました。しかし、それには2つの大きな問題があります。オンラインギャンブルの「価格」と「透明性」です。
問題としているギャンブルの価格は、1〜15%のハウスエッジ(控除率)、入出金手数料、出金時にかかる数日間のロスなどです。またオンラインカジノのサーバ内で何が起こっているのか、どのようにメカニズムがプログラムされているのかを知る方法はありません。プレイヤーはオンラインカジノ運営主体を信用しかありません。つまり、透明性に問題があります。
2008年、Bitcoinといった仮想通貨によってオンラインカジノの「価格の問題」が解決されました。仮想通貨によるオンラインカジノはコストが非常に低く、ハウスエッジは0.01%〜2%で実現できるようになりました。しかし、透明性の問題は依然として残っています。運営主体側は簡単にゲームを不正操作することができ、投資家から収益を隠すこともできます。
Edgelessプロジェクトは、イーサリアムのスマートコントラクトを使用することで、オンラインカジノの「価格問題」と「透明性問題」を同時に解決します。発生する乱数や当選金(Payout)は、完全公開で、プレーヤーは、トランザクション、合計、賭け、トランザクションが動いている理由、そして最も重要なこととして、ランダム性のメカニズムをすべて把握することができます。仮に運営側がオッズを調整しようとすると、すぐにネットワーク参加者によって目撃されることになります。
日本の主な宝くじ | 45.7%(当せん金付証票法) |
スポーツくじ(toto) | 49.6%(スポーツ振興投票の実施等の法律) |
競馬(中央・地方) | 25.9%(競馬法) |
競艇 | 25.2%(モーターボート競走法) |
競輪 | 25.0%(自転車競技法) |
オートレース | 25.2%(小型自動車競走法) |
パチンコ・パチスロ | 約10〜20%(店舗や機種毎) |
カジノ | 約1〜5%(ゲーム毎に異なる) |
完璧な透明性とハウスエッジ0%を目指す
Edgelessプロジェクトは、その名の通り、ハウスエッジ0%を目指しています。 分散型のエッジレスカジノ。 現時点では、このようなカジノは世界に存在しません。このカジノのはは、ブラックジャックで0%、ビデオポーカー、スポーツギャンブルでも0%です。 すべてのゲームはイーサリアムのスマート契約に基づいており、100%の透明性を確保しています。
ハウスエッジ0%のビジネススキーム
プレーヤーから見れば、ハウスエッジが0%であれば嬉しいことですがビジネスとして成立するのでしょうか?ホワイトペーパーから抜粋妙訳します。
不完全なプレーヤーを想定
ブラックジャックとポーカーはスキルと運のゲームです。 プレーヤーが完璧な決断を下した場合、彼らは0%のエッジに達するでしょう。 しかしプレーヤーは間違いを犯すので、ハウスエッジは0.83%となります。掛け金の0.83%が事業収益となります。
スポーツギャンブル
スポーツギャンブルは、お互いに賭けているプレイヤーをつなぎ、ファシリテーションフィー(facilitation fee:仲介手数料のようなもの)を取ってスポーツイベントの賭けを成立させます。 料金は、ゲームの種類、参加者数、ボーナスなどによって異なります。 フィーは変動制で0%〜10%の範囲で動きます。 およそ、掛け金全体の約4%が事業収益となります。
ギャンブル大国ニッポンの市場規模
カジノを含めた統合型リゾート施設(IR)整備推進法が国会で成立しました。パチンコの店舗数は1995年をピークに年々減少していますが、パチンコ産業は23兆円、GDPの4%に達する規模の巨大産業です。ちなみにパチンコ市場規模23兆円は、日本のネット通販市場と同規模です。
また、我が国はギャンブル大国と呼ばれるように、いわゆる公営ギャンブルと呼ばれる競馬、競輪、競艇、オートレースが大きな市場規模を形成しています。戦災復興の目的で広がった経緯があるため、最近では娯楽の多様化によって公営ギャンブルの市場規模は減少傾向にあります。
公営ギャンブルは、胴元がお上です。胴元のいないギャンブルに挑むのは、Edgelessだけではなく、Augurも同じ課題に向き合っています。Augurは、オッズを算出し、賭け金を預かり、レポーターと呼ばれる第三者が勝敗の事実を認定し、配当まで行います。そこには、特定の胴元が存在せず、分散型のソフトウェアが、スマートコントラクトにて自動的に全て実行します。
Edgeless (EDG):エッジレスのマーケット情報
仮想通貨Edgeless(EDG)の市場規模は、50億円規模です。市場規模ランキングでは100位を前後しています。2017年11月の価格が57円(0.5ドル)で、過去最高値は9月19日の162円(1.42ドル)です。
プロジェクトの最新情報
約1ヶ月前にサービスがローンチ(β版だと思われる)し、1ヶ月間の達成状況が報告されています。このトークンを購入するにあたっては、冒頭でリストにまとめたオフィシャル情報から随時、最新情報をアップデートしましょう。
- 新規会員数 2000人
- ログイン回数 10000回
- ゲームプレイ回数 111,000回
Edgeless(エッジレス)の購入方法
日本国内の取引所では、Edgelessを売買できません。海外の大手取引所であるBittrex(ビットトレックス)、Liqui(リクイ)、HitBTC(ヒットビーティーシー)で取引が可能です。
ただし、海外の取引所では日本円で取引ができません。まず国内で口座を開設し日本円でビットコインを購入します。その後、ビットコインを海外取引所に送金し、ビットコインとアルトコインを交換する方法がもっとも便利です。
国内の取引所は、大手以外では倒産の危険性や、資金が取り出せなくなるリスクがあります。もし、まだ口座をお持ちでない方は、大手の bitFlyer、CoinCheck、QUOINE、ZAIFで口座を開設しておくのが安心です。口座開設や維持にかかる費用は無料です。複数の口座を開設しておいて、お好きな仮想通貨に投資しましょう。